YAMAHA DX-100 鍵盤修理

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写真はYAMAHA DX-100、鍵盤部分の接点不良修理。
この機種の搭載鍵盤はベロシティ未対応のタイプで、内部で導電ゴムと基板上のカーボン接点が導通するシンプルな作りとなっていますが(リモコンのボタンとかと同じ)、製造から年数が経っている事もあり導電ゴムが劣化して鍵盤が反応しなくなる症状が良く見られます。
対応としてはまず洗浄、それでも改善されない場合は交換、となる訳ですが調べてみるとスペアパーツ等は勿論手に入らないので動作品から抜いてくるしか無 い、という状況。ネットでも9Bの鉛筆を擦り付けると直る、とか、修理は無理だから鍵盤は余り使わない方が良い、とか色々情報があります。
何か良い方法は無いかと思い、手持ちの導電ゴムの一番薄いのを既存の導電ゴムの上に敷き、更に基板側接点との高さを調整。全鍵盤問題無く動作しました。厳 密に言えば若干タッチは変わっているハズですが、まぁ許容範囲かと思います。オリジナルと同じ形状の物も組み合わせで作ろうと思えば作れなくも無い、か な・・・
今回は導電ゴム側のトラブルでしたが、基板側のカーボン接点の磨耗の場合はまた別の対応となります。

昔所有していたので久しぶりに出音を聞きましたが、独特のロービットな質感がとても良い。Talkbox奏者にも人気の機種ですね。昨年沖縄で見たOKI DUB AINU BANDでも元フィッシュマンズのハカセがコレで最高に良い音出していました。

ちなみに液晶のドライバーチップがVFD(蛍光管ディスプレイ)と互換性があるので交換可能なのですが、一列表示の物が無いのでその辺工夫が必要な感じです。

同様の症状でお困りの方は是非コチラからお問合せ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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