具合
MPCの機種によってパッドの感触(叩き心地)、結構違いますよね。
MPCをタダの箱と捉えたとして(実際箱だけど)、中身の詰り具合や構造で同じ大きさの物でも随分感触が違ってくる訳です。
一番ソフトなのがMPC2000XL、中古の物は大概パッドがスカスカ上下左右に動きます。
パッドのゴムとその下にあるセンサーが付いている土台、これの密着具合が全機種中一番甘いからです。
状態の良い物だとタイトですが。
MPC2000はパッドセンサーの土台の下に突っ張り、バイオリンで言うと魂柱みたいな感じ(?)で衝撃がボディ下部にも伝わり、ケースとの密着も良いのでシッカリとした叩き心地になります。これはMPC3000も一緒。
MPC60はmkIIも共に内部の突っ張りは無いけど、ほぼ3000と同様の感じ。
MPC4000も面積が広い分、パッドの周りに4箇所ビスで留める構造なのでこれもタイト。
MPC1000以降、筐体内部の空間が比較的詰まっているので大きさの割に硬さを感じる叩き心地です。
重量も関係してくるでしょうね・・・・ 2500は見た目の割に重いし。
MPC1000の旧型パッドはガチガチ、後期型の従来のパッドセンサーの物は大分往年の感触に戻っています。
ルネッサンスもほぼ2500と同じくらいだったかな。
MPDシリーズはケースがプラスチックなのでその分厚みがあり、パッドの高さが結構犠牲になっているのでこれはこれで慣れている人には最初違和感を感じるんじゃないでしょうか。
ゴチャゴチャ言いましたがパッドセンサーが元気ならどの機種でも良い反応してくれます。
ヌンチャク聴いて寝ます。