梱包についての注意点(パソコン宅急便)
修理をご依頼の際、元箱が無い事が多いかと思いますが適度な段ボールを探すのもなかなか面倒なので、そういう場合はヤマトのパソコン宅急便をお勧めしております。時々ハードケースでお送り頂く方もいらっしゃいますが、しっかりと衝撃を緩衝するスポンジ等が入っているケースはなかなか無く、実際事故が多いので(外側のプラスチックパーツが良く割れます)基本的にはお断りしています。これまでの実感としてはペリカンのハードケース(高級)以外は殆ど運送事故が起きてます。機材とケースの大きさがほぼ一緒、みたいなのは完全にNGです。機材の周りをある程度柔らかさのある、衝撃を吸収してくれる素材で囲むのが大事です。
パソコン宅急便は内部緩衝材付きの専用資材(有料)に梱包してお送り頂く形になります。
https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/pasotaku/
その際、内部緩衝材の組み立てを間違えると機材が落下していまいます。結構間違える方が多いので以下に注意点を記載させて頂きます。
1.下記写真の様に注意書きが内側に来る様に折り曲げて組み立てて下さい。
2.機材が接する面は文字が記載されていない方です。
3.箱を組立て、緩衝材(下)をセットした状態です。↓
4.機材を中心に置き 緩衝材(上)をセットした状態です。 (スリ傷防止の為、できればプチプチでくるんで下さい。ゴミ袋等のビニール袋でも良いです。)
柔軟性のある透明フィルムで上下から挟み込み、衝撃を和らげる仕組みですね。
*MPC2000及び2000XL、MPC2500の場合、スライダーつまみ部分が緩衝材に当たって破損する事があるので(箱のサイズにもよりますが)下記写真の様にスライダー部分を保護して頂けると完璧です。丸めた新聞紙とかで十分です。
緩衝材の組み立てを間違えると、
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こうなります。この場合保険も適用外となります。 ご注意下さい!
最後に各機種に適合する梱包材のサイズを記載しておきます。
- MPC1000, MPC500 → BOX A
- MPC2000, MPC2000XL, MPC2500, LIVE, LIVE2 → BOX B 、 BOX C
- MPC60, MPC3000, MPC4000, MPC5000 → BOX E 、 BOX F