E-mu SP12 バッテリー交換

 

 

1984年製、SP1200の先代機種であるSP12。

”保存したサンプルが消える”との事で修理依頼。

 

最初はRAMの不具合かと思ったけど、他にもプリセットのサンプルが鳴らなかったり動作が不安定だったりでどうやら内蔵リチウムバッテリーが寿命の様だった。

 

SP1200とは違い内蔵ドライブを持たないSP12は、電源を切ってもユーザーサンプル(TURBOで5秒まで)が内部メモリに保存される。外部フロッピーにも保存可能だが、今となっては非常に入手困難なコモドールの特殊なフロッピードライブが必要。HxC Floppy Emulatorも使用不可。

 

シーケンスのデータやそのユーザーサンプルに電源を切った後も電気を供給してデータの消失を保っているのがこのリチウムバッテリー。若干特殊な電池ではあるがまだ入手可能。

 

新品にバッテリーを交換し、テストをしたらバッチリOK。

 

同様の症状が出ている方は是非修理ご検討下さい。

お問い合わせはコチラから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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